「思い込みって、こんなにも人生を変えるんだ。」

そう実感した出来事がありました。

私はずっと、

「昔から算数・数学が好きで得意な人」

そう思って生きてきました。

いつからそう思っていたのかは分かりませんが、
少なくとも社会人になってからは、
そのことを疑ったことはありません。

ところが先日、断捨離をしていた時のこと。

思い出のアルバムや書類を整理していると、
小学生の頃の自己紹介カードが出てきました。

そこには、

「好き・得意なこと」

を書く欄がありました。

「きっと“算数”って書いてるんだろうな。」

そう思いながら目を向けると……

『体育・国語』

……えっ!?!?😳

国語???

算数は????

苦手だと思っていた国語が書かれていて、算数はどこにもありません。

12歳の自分に、

「ちょっと待って〜!」

と思わずツッコミを入れたくなりました(笑)

では、私はいつから

「算数・数学が好きで得意」

と思うようになったのでしょう。

振り返ってみました。

大学生の頃には数学を教えるアルバイトをしていましたし、
その後は算数・数学コーチとして活動するようになりました。

ということは、その間の中学生・高校生の頃に、何かがあったはずです。

思い返してみると、一つ心当たりがありました。

友だちに数学を教えたことです。

「ここってどうやるの?」

と聞かれ、一緒に考えながら説明すると、

「めっちゃ分かりやすい!」

「ありがとう!」

「また教えて!」

そんな言葉を何度もかけてもらいました。

また別の友だちが聞きに来てくれて、喜んでもらえる。

そんな経験を何度も重ねるうちに、
私は少しずつ、

「私は数学が得意なんだ。」

と思うようになっていたんです。

今振り返ると、
数学が好きになれた理由は、
才能ではありませんでした。

友だちが何気なくかけてくれた言葉。
喜んでくれた笑顔。
「ありがとう。」

その積み重ねが、
私の中に新しい思い込みを育ててくれていたんです。

実際、その頃の私は文系志望だったにもかかわらず、
理系の生徒に混じって数学専門の塾へ通い、
大学受験でも社会ではなく数学を選択しました。

今思うと、かなり変わっていましたね(笑)

でも、「数学が好き」「もっと知りたい」という気持ちは、本物でした。

この出来事を振り返っていて、改めて感じたことがあります。

子どもたちが

「私は算数が得意。」
「やればできる。」

そう思えるようになるのは、
才能だけではないということ。

周りにいる大人や友だちの言葉が、
その子の未来をつくっているのです。

だから私は、勉強を教える時も、
正解・不正解だけを見るのではなく、

「ここまでどう考えたの?」

「その発想、おもしろいね。」

「その説明、すごく分かりやすい!」

そんな言葉を大切にしています。

理解できているところ。
工夫したところ。
最後まで考えようとした姿。

そうした過程を認めてもらう経験が、

「自分はできる。」

という自信になっていくからです。

そして、もう一つ思ったことがあります。

人からの言葉で思い込みが育つのなら、
自分から自分へかける言葉でも、
未来は変えられるのではないでしょうか。

「私は挑戦できる。」

「私は人を笑顔にできる。」

「私は健康でいられる。」

「私は夢を叶えていく。」

そんな言葉を、自分自身にも贈ってあげる。

思い込みは、決して嘘をつくことではなく、

「なりたい未来を信じて育てていく力」

なのかもしれません。

私は昔から算数が得意だったわけではありませんでした。

友だちの
「ありがとう。」
「分かりやすい!」
という言葉のおかげで、

「私は算数が得意なんだ。」
という思い込みを育ててもらったんです。

だから今度は私が、

子どもたち一人ひとりの中にある可能性を信じ、

「できるかもしれない。」
「やってみたい。」
「私って意外と得意かも。」

そんな思い込みの種を、
一緒に育てていっています。

思い込みは、人生を変えます。

だからこそ、

子どもたちにも、大人にも、

自分を信じられる思い込みを、たくさん育ててほしい。

そんな願いを込めて、今日も子どもたちと向き合っています🌱

最後まで読んでくださり、ありがとうございました🍀