子どもの「無理!」「イヤ!」は本心?|心の声を受け止める関わり方
「無理!」
「イヤ!」
子どもからそんな言葉を何度も聞くと、
「本当にやりたくないのかな。」
「どう声をかけたらいいんだろう。」
と悩むことがありますよね。
でも、その言葉は、本当に子どもの本心なのでしょうか。
「無理!」と言いながら、本当は…
以前、ある親御さんがこんなお話をしてくださいました。
お子さんは、
初めてのことや、
一度うまくいかなかったことに挑戦するとき、
必ずと言っていいほど、
「無理!」
「イヤ!」
と言うそうです。
その言葉を何度も聞いていると、
「また始まった…。」
「いい加減にして。」
そんな気持ちになることもあったそうです。
そのお気持ちは、とても自然なことだと思います。
毎日向き合っているからこそ、余裕がなくなる日もあります。
言葉の奥にある気持ち
ある親御さんからご相談を受けて、
少しずつ違う見方をしていただくチャレンジを
していただきました。
「本当にやりたくないのかな。」
「もしかしたら、不安なのかな。」
「怖いだけなのかな。」
「本当は、どうしたいんだろう。」
そう考えるようになると、
同じ「無理!」「イヤ!」という言葉でも、
受け止め方が変わったそうです。
そして、少しずつ親子のやり取りも変わっていきました。


心の中では「やってみたい」があることも
子どもは、自分の気持ちをまだうまく言葉にできません。
「怖い。」
「失敗したくない。」
「できなかったらどうしよう。」
そんな気持ちが、
「無理!」
という一言になって表れることがあります。
でも、その奥には、
「本当はやってみたい。」
という気持ちが隠れていることも少なくありません。
だから私は、
「無理って言ってるから、やりたくないんだ。」
と決めつけるのではなく、
その奥にある心の声にも耳を傾けたいと思っています。
大切なのは、気持ちを受け止めること
「無理なんだね。」
「ちょっと不安だったんだね。」
そんなふうに気持ちを受け止めてもらえると、
子どもは安心します。
安心すると、
「じゃあ、ちょっとだけやってみようかな。」
そんな一歩につながることがあります。
もちろん、すべての場合がそうとは限りません。
本当にやりたくないこともあります。
だからこそ、
答えを決めるのではなく、
「本当はどうしたい?」
と、一緒に心の声を探していくことが
大切なのだと思います。
子どもにも、大人にもある心の声
実は、これは子どもだけのお話ではありません。
私たち大人も、
新しいことに挑戦するとき、
「無理かもしれない。」
「やめておこうかな。」
と思うことがあります。
でも、その奥には、
「本当はやってみたい。」
そんな小さな願いが隠れていることもあります。
だから私は、
子どもにも、
親御さんにも、
まずはその心の声を大切にしてほしいと思っています。
輝きあい舎が大切にしていること
輝きあい舎では、
「一人ひとり、すでに光がある」
という想いを大切にしています。
子どもの言葉だけを見るのではなく、
その奥にある気持ちに耳を澄ませること。
「どうしたい?」
「どう感じている?」
そんな問いを重ねながら、
子ども自身が自分の気持ちに気づいていくこと。
それが、自分らしく学び、
自分らしく生きていく力につながると信じています。
もし、お子さんが
「無理!」「イヤ!」と言ったときは、
その言葉の奥にある小さな心の声にも、
そっと耳を傾けてみてください。
そこには、その子らしい一歩につながるヒントが
隠れているかもしれません。
