感謝ノートのすすめ|親子の毎日が少しずつ変わる「ありがとう」の習慣
毎日、子育てや仕事に一生懸命向き合っていると、
「今日もあっという間だった。」
「できなかったことばかり思い出してしまう。」
そんな日もありますよね。
だから私は、親御さんによくお伝えしている習慣があります。
それが、
「感謝ノート」
です。
感謝ノートとは?
やり方はとてもシンプルです。
一日の終わり、眠る前に、
「今日、ありがたいなと思ったこと」
を書き出してみます。
例えば、
- 今日も家族でご飯を食べられた。
- 子どもが笑顔を見せてくれた。
- 美味しいお茶が飲めた。
- 「いってらっしゃい」と言えた。
- 雨が降る前に洗濯物を取り込めた。
どんな小さなことでも大丈夫です。
特別な出来事ではなく、
「当たり前のようにある幸せ」
に気づく時間です。
「ない」ではなく「ある」に目を向ける
忙しい毎日を送っていると、
つい、
「まだできていないこと」
「足りないこと」
「反省しなきゃいけないこと」
に意識が向きやすくなります。
もちろん、それらを振り返ることも大切です。
でも、それだけでは心が疲れてしまうこともあります。
だからこそ、一日の終わりだけでも、
「今日あった幸せ」
に目を向けてみる。
その時間があるだけで、
少しずつ心の景色が変わっていくように感じています。
私自身に起きた変化
実は以前の私は、父との関係に長い間苦しんでいました。
感謝とは程遠い気持ちで過ごしていた時期もあります。
そんな中で始めたのが、「感謝ノート」でした。
最初は、心から感謝できることなんて思い浮かびませんでした。
だから無理に立派なことを書くのではなく、
「今日も仕事へ行ってくれた。」
「今日も家にいてくれた。」
そんな小さなことを書き続けました。
少しずつ続けていくうちに、
父が変わったというより、
私自身の心が少しずつ変わっていったのです。
「許せない自分もいていい。」
そう思えるようになり、
やがて自然と父へ感謝の気持ちを伝えられる日が訪れました。
今では、笑って話せる時間があることを、とてもありがたく感じています。
もちろん、すべての人が同じような変化を経験するわけではありません。
それでも私は、
感謝に目を向ける時間は、
自分自身の心を少しずつやわらかくしてくれる。
そう感じています。
ある親御さんの素敵な習慣
以前、感謝ノートを実践されていた親御さんが、こんなお話をしてくださいました。
「ノートに書く代わりに、寝る前に今日の『ありがとう』を声に出して言っています。」
「子どもたち一人ひとりにも、『今日もありがとう。』と伝えています。」
そのお話を聞いたとき、
とても温かい気持ちになりました。
子どもたちは、少しくすぐったそうにしながらも、嬉しそうに笑っていたそうです。
毎晩、
「ありがとう。」
という言葉を聞きながら眠りにつく。
そんな時間は、親にとっても子どもにとっても、
心をあたたかく整える時間になるのではないでしょうか。



今日の「ありがとう」を探してみませんか
感謝ノートは、
「無理に前向きになるため」のものではありません。
幸せな人になるための特別な方法でもありません。
今日という一日の中に、
すでにあった幸せに気づく時間です。
輝きあい舎では、
「一人ひとり、すでに光がある」
という想いを大切にしています。
幸せもまた、
遠くに探しに行くものではなく、
日々の暮らしの中に、
すでにたくさん存在しているのかもしれません。
今日一日を振り返って、
「ありがとう。」
を一つ見つけてみませんか。
その小さな積み重ねが、
親子の毎日を、少しずつあたたかく
照らしてくれると私は信じています。
