夢や目標は「頑張り続けること」で叶えるもの?|中学受験で気づいたこと
「夢や目標を叶えるためには、苦労しなければいけない。」
長い間、私はそう信じていました。
頑張って、頑張って、
頑張り続けた人だけが夢を叶えられる。
苦しいのは当たり前。
楽しいなんて甘え。
そんな思い込みを持っていたのです。
でも今は、少し違う考えを持っています。
夢や目標は、
自分らしさを失うほど頑張り続けなくてもいい。
楽しさや喜びを感じながら歩んでいくこともできる。
そう思えるようになりました。
中学受験で出会った「できない」という世界
小学4年生の冬
私は私立中学校を目指して受験勉強を始めました。
それまで学校では、勉強で困ることはほとんどありませんでした。
でも受験勉強では、
「分からない。」
「解けない。」
そんな問題ばかり。
毎日悔しくて、
もっと頑張らなければ。
できるようにならなければ。
そんな気持ちでいっぱいでした。
成績は少しずつ伸びていきました。
努力は実を結び、
第一志望にも合格することができました。
けれど、その頃の私は、
「頑張っている自分にしか価値がない。」
「できない私は認めてもらえない。」
そんな思い込みも、一緒に育ててしまっていたように思います。
手に入れたものと、失っていたもの
受験で得たものはたくさんあります。
努力する力。
考え抜く力。
学ぶ楽しさ。
今の仕事にもつながっている、大切な経験です。
でも一方で、
「楽しむこと」
「心から笑うこと」
「そのままの自分を認めること」
を、少し忘れてしまっていました。
結果を出すことに夢中になるあまり、
心が置き去りになっていたのです。
今なら子どもたちに伝えたいこと
今、学びのコーチとして子どもたちと関わる中で、強く思うことがあります。
努力は大切です。
挑戦することも、とても大切です。
でも、
「苦しいから価値がある。」
わけではありません。
努力の先にあるのは、
「もっと自分らしく生きられること。」
「できることが増えて嬉しい。」
そんな喜びであってほしいと思っています。
だから私は、
子どもたちに
「もっと頑張って。」
ではなく、
「どう考えたの?」
「どんなことが面白かった?」
「できるようになったことは何?」
そんな問いを大切にしています。
あの頃の私へ
もし、中学受験を頑張っていた頃の私に会えたなら、
まず伝えたい言葉があります。
「本当によく頑張っているね。」
「あなたの頑張りを、ちゃんと知っているよ。」
「だから、もう自分を責めなくていい。」
頑張ることは悪いことではありません。
でも、
頑張ることで、自分の光まで見失わないでほしい。
私は、そう伝えたいです。
輝きあい舎が目指す学び
輝きあい舎では、
学力を育てることと同じくらい、
「自分らしさを大切にしながら学ぶこと」
を大切にしています。
夢や目標は、
誰かと比べて競い続けるためのものではなく、
自分らしい人生を歩んでいくための道しるべ。
だからこそ、
努力も、
挑戦も、
休むことも、
笑うことも、
全部大切です。
子どもたちには、
「頑張ったから幸せになる。」ではなく、
「幸せを感じながら、自分らしく夢へ歩んでいける。」
そんな学びを届けていきたいと思っています。
一人ひとり、すでに光があります。
その光を大切に育みながら、
夢や目標へ向かう道のりも、その人らしく歩んでいけるよう
これからも伴走していきます。
